雛人形を片付ける日はいつがいい?出しっぱなしはよくないの?
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早く雛人形を片付けないと、結婚が遅くなる!とよく言われていますよね。
はっきりとした理由はわかりませんでしたが、雛人形を片付けるのは早いに越したことはないと思ってました。
けれど、片付けるのに良い日があるのではないかと、疑問に思い調べてみました。
婚期が遅れるといわれている理由や出しっぱなしにしないほうが良い理由も一緒に調べました。
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婚期が遅れる、早く片付けたほうが良いといわれている理由
雛人形=結婚
雛人形は結婚式を表現しているようで、雛人形=娘の結婚と考えられるようになったようです。
雛人形を早く片付ける=娘の結婚が早く片付く(早く結婚する)というイメージですね。
また、雛人形を早く出す=嫁に早く出すと考えられています。
厄を早く遠ざける
ひな祭りとは、子供の健やかな成長を祈るのと同時に雛人形に厄を移し、女の子の身代わりになってくれるという行事です。
厄を引き受けてくれた雛人形をずっと飾っているのは良くない、厄を遠ざけるために早く雛人形を片付けると考えられています。
昔は紙の雛人形などに厄を移し川に流していたようですよ。
片付けを娘に教える
我が家もそうですが、最近ではコンパクトでケースに入っている雛人形が多くなっており片付けも出すのも簡単になっていますよね。
以前はコンパクトな雛人形よりも七段飾りや五段飾りで、道具も沢山ある雛人形が多かったですよね。
お人形も道具も一つずつ包んで片付けないといけないのでとても大変です。
大変な雛人形の片付けを娘に教え、雛人形の片付けができないようであれば、お嫁には行けませんよという言い伝えのようです。
花嫁修行の一環で教えていたのかもしれないですね。
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雛人形を片付ける日はいつがいい?
啓蟄の日に片付ける
雛人形を片付ける日は、雛人形を出す日と同じく決まった日があるわけではありません。
片付けるのに良いとされている日は、出す日に良いとされている雨水と同じく、二十四節季のうちの一つ啓蟄(けいちつ)の日です。
二十四節季とは季節(1年)を24で分けたものです。
24で分けた日(期間)にはそれぞれ名前が決まっており、季節を表しています。
啓蟄に雛人形を片付けるというのは、次の季節までの間に片付けましょうとういうことなんでしょうね。
啓蟄の日はその年によって3月5日と3月6日になるようです。
2018年の啓蟄は3月6日です。
天気の良い日に片付ける
雛人形は絹やレーヨンを使用していることが多いのですが、湿気が大敵な絹などの生地を使用していると、湿気を含んでしまった雛人形をそのまま片付けてしまうことになり来年飾るときにカビなどが発生している可能性があります。そうなってしまったら大変!
カビなどを発生させないためにも、湿気の少ない天気の良い日に片付けるのがお勧めです。
最後に
雛人形を片付ける日に決まりはありませんが、大体一週間を目途に片付ける方が多いようですね。
娘の幸せを願う雛人形、啓蟄の日までの間に晴れてくれる日があればその日に片付けるのがいいかもしれませんが、天候が悪い場合は無理に急がなくてもいいかもしれないですね。
大切な雛人形が傷まないように天気の良い日に片付けを行うのが一番いいかもしれません。
片付けるのが遅くなったからと言って、婚期が遅くなることはないですからね!